マイクロアルジェコーポレーション株式会社

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ニューズレター

Vol.104 美肌と夏と

高温多湿な日本の夏は、身体にとっても皮膚にとってもトラブルを起こし易い季節です。

夏のお肌は危険がいっぱい

気 候
気温の上昇に伴って、汗や皮脂の分泌が多くなり、汚れ易い状態です。

冷 房
室内・外の温度差が大きく、室外では体温調節の為に大量に発汗し、その
水分によって角質はふやけ膨張。冷房の中に入れば、急激に水分が失わ
れ角質は乾燥し、しぼんでしまいます。

紫外線
紫外線を受けた肌では、有害な光線から皮膚の深部や体内を保護する為、
メラニン色素が急増し、角質も肥厚します。

夏を過ごした肌のスキンケア

① 洗 顔
夏を過ごした皮膚は、紫外線によって角質が肥厚します。紫外線の刺激が減少すれば、不用な角質ははがれ元の厚さに戻りますが、この皮膚代謝を促進するためには、洗顔で角質をしっかり落とす必要があります。
そのためには、一般に“肌に優しい”といわれる弱酸性よりも、アルカリ性の洗顔ソープがおススメです。ただし日本人はメラニン色素の感受性が高いので、こすったりするのは厳禁。たっぷりと泡立てた洗顔ソープで優しく洗い、流水できれいに洗い流しましょう。

② 潤 い
夏を過ごした肌は、角質層の損傷によってNMF(ナチュラル・モイスチャライジング・ファクターの略。肌自身が持つ天然保湿因子)の働きが低下し水分が不足気味になります。角質層の水分減少は、小ジワ肌荒れなど肌トラブルの原因となります。 保湿効果の高い化粧品を使い肌に充分な潤いを与えことが大切です。
また、皮膚は太陽光線によって細胞自体が損傷されている為、夜のスキンケアには細胞賦活作用を持つクロレラエキス配合化粧品が有効です。

紫外線と肌

紫外線は波長の長さによって、UVA・UVB・UVCの3つに分類されます。そのうち地表に届くのはUVAとUVBの2つです。

UVAとシワとの関係
人が日常的に浴びる紫外線のうち、約90%~95%がUVAです。 UVAは真皮にまで届き、コラーゲンを変性させます。これによりハリと弾力が失われ、シワたるみなど、肌の老化の原因となります。

UVBシミとの関係
シミと関係が深いのがUVBです。
UVBにさらされると、肌表面で活性酸素が発生し、その刺激でメラノサイト細胞が活性化されます。
活性化されたメラノサイト細胞チロシナーゼという酵素を生成し、チロシナーゼはアミノ酸の一種・チロシンと反応してメラニン(色素)を生産、皮膚細胞に沈着して肌を“日焼け”させます。

色素沈着した細胞は、皮膚代謝によって肌の表面に押し出され、やがてアカとなって剥がれ落ちます。ところが長く紫外線にさらされた肌では、メラニンが生産され続けるようになり、その部分だけがシミとなって残ります。

 

肌と抗酸化物質

紫外線により皮膚内で発生した活性酸素が、肌にダメージを与えることは上記のとおり。そこで必要となるのが抗酸化物質です。

ベータカロテン
紫外線によるメラニンの生成を抑える作用があります。

リコピン
メラニンの生成を促す物質の発生を抑制する作用があり、美白効果も期待できます。リコピンは紫外線によって破壊されるので、常に補う必要があります。

アスタキサンチン
真皮に含まれるコラーゲンの破壊を防ぐ作用があります。メラニンの沈着を抑えて、肌の白さを保つ効果もあります。

ビタミンC
紫外線によるメラニンの生成を抑える作用や、出来てしまったメラニンを還元する作用、コラーゲンの合成を高める作用があります。

ビタミンE
紫外線によるメラニンの生成を抑える作用があります。また、紫外線によって生じた活性酸素を抑えることによるアンチエイジング効果も期待できます。

シミとマイクロアルジェ

マイクロアルジェの一種デュナリエラ ターティオレクタは、チロシナーゼの働きを阻害する美肌用配合剤として、特許が認められています。

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